介護求人の「常勤」は正社員?求人票で確かめたい雇用形態と勤務時間

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介護の求人を見ていると、「常勤募集」という言葉が出てきます。正社員を探している人なら、そのまま応募してよいのか気になるところでしょう。

常勤は主に働く時間や勤務の形を示す言葉です。正社員という雇用形態まで、この一語だけで判断するのは早いかもしれません。求人票のどこを見て、何を確認すればよいか整理します。

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「常勤」と「正社員」は見るところが違う

介護の現場でいう「常勤」は、その事業所で定められた通常の勤務時間を働く形として使われます。一方、「正社員」は雇用上の区分です。求人に常勤とだけ書かれていても、契約期間があるのか、正社員として採用するのかまでは読み取れません。

たとえば、週5日勤務の募集でも、正社員、契約社員、フルタイムのパートなど、採用時の区分はさまざまです。さらに「常勤・非常勤」という分け方と「正社員・契約社員」という分け方を、同じ欄に並べていない求人もあります。まずは求人票の雇用形態欄を探しましょう。

求人票ではこの5点を確認する

1.雇用形態と契約期間

「正社員」「契約社員」「パート」などの記載を見ます。契約社員なら、契約期間、更新の可能性、更新判断の基準も確認したいところです。正社員を希望するなら、「常勤募集ですが、雇用形態は正社員ですか」と聞いて構いません。

2.週の勤務日数と所定労働時間

常勤とあっても、実際の勤務時間は求人ごとに異なります。週何日、1日何時間かに加え、早番・遅番・夜勤それぞれの始業時刻と終業時刻を見ましょう。週の勤務時間だけでは、毎日の生活に合うかは分かりません。

3.夜勤の有無と月の回数

「常勤」は夜勤必須を意味する言葉ではありません。ただし、施設によっては常勤職員のシフトに夜勤を含めています。「夜勤あり」の一言で済ませず、月に何回程度を想定しているか、入職後いつから担当するか、夜勤が難しい場合に相談できるかを確認しましょう。

4.給与の内訳

月給を見るときは、基本給と各手当を分けて読みます。夜勤手当を含んだモデル月収なのか、固定の手当だけで示した額なのかで、実際の受け取り額の見通しが変わります。賞与の算定基礎が基本給なのかも、比較するときの材料です。

5.休日とシフト

週休2日、月9日休み、年間休日など、求人票の表現はまちまちです。希望する曜日に休めるか、希望休は月に何日出せるか、シフトはいつ決まるかまで聞いておくと、入職後の生活を想像しやすくなります。

応募前・面接での聞き方

条件を細かく聞くことに遠慮はいりません。勤務条件が合わないまま入職する方が、応募者にも施設にも負担になります。短く、知りたい点を一つずつ聞くと伝わりやすいです。

  • 「常勤とありますが、雇用形態は正社員でしょうか。契約期間の有無も教えてください」
  • 「早番・遅番・夜勤の時間帯と、月ごとの回数の目安を知りたいです」
  • 「求人票の月給には、夜勤手当は何回分含まれていますか」
  • 「子どもの送迎があるため、遅番の回数を相談できますか」

「夜勤はできません」「土日は毎週休みたい」など、譲れない条件があるなら、応募の前に伝えた方が話が早くなります。希望を伝えたうえで、働ける求人を探しましょう。

内定後は書面でも条件を確かめる

面接で聞いた条件と、採用時に示される条件が同じかを確認しましょう。特に雇用形態、契約期間、勤務地、業務内容、勤務時間、休日、賃金は大切です。口頭だけで曖昧な部分を残さず、労働条件通知書などで確かめてください。

厚生労働省も、労働契約を結ぶ際には賃金や労働時間などの条件を明示する必要があると案内しています。労働条件の明示について(厚生労働省)も確認できます。

希望する働き方から求人を探そう

「常勤で働きたい」と思っていても、人によって重視することは違います。収入を優先するのか、夜勤を抑えたいのか、通勤時間や休みを大切にしたいのか。最初に優先順位を決めておくと、同じ常勤の求人でも比べやすくなります。

リニューケアには、希望する雇用形態や勤務時間、夜勤の可否、給与の希望をそのまま伝えてみましょう。求人票で分からないことも、応募前に相談できます。

リニューケアに希望条件を相談する

なお、同じ法人でも施設によって勤務時間や夜勤の組み方が違うことがあります。過去に見た求人の条件をそのまま当てはめず、今回応募する施設の募集内容で確認してください。

まとめ

「常勤」は勤務時間や勤務形態を示す言葉として使われ、「正社員」と同じ意味とは限りません。求人票では雇用形態、契約期間、シフト、給与の内訳を確認し、不明点は応募前に聞いておきましょう。自分の希望をはっきりさせてから比べると、働き方に合う職場を選びやすくなります。

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