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介護職の面接で「体力に自信はありますか」と聞かれたら、どう答えればいいのでしょうか。立ち仕事には慣れていても、移乗介助や夜勤を経験したことがなければ、簡単に「あります」とは言いにくいですよね。
大切なのは、できないことを隠して採用されることではありません。今できることを伝えたうえで、仕事の覚え方や希望する働き方を話すことです。経験者と未経験者の答え方を、面接で使える例文とともに紹介します。
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「体力に自信があります」だけで終わらせない
面接官が知りたいのは、運動が得意かどうかだけではありません。応募した仕事を続けられそうか、忙しいときに無理をせず周囲と連携できるかも見ています。そこで「体力はあります」と答える場合も、過去の仕事内容や普段の働き方を一つ添えると伝わりやすくなります。
たとえば「前職では一日を通して立ち仕事をしていました。介護の仕事には初めての動きもあると思うので、教わった手順を守り、無理な介助をしないように覚えていきたいです」と話せます。実際に経験したことだけで十分です。
未経験で不安がある場合の回答例
介護経験がないなら、移乗や入浴介助を問題なくできると言い切る必要はありません。これまでの仕事で続けてきたことと、これから学ぶ姿勢を分けて話しましょう。
回答例
「長時間の立ち仕事は前職でも経験しています。ただ、介護の身体介助は未経験なので、最初から一人でできるとは考えていません。研修で体の使い方や介助方法を学び、分からないときは確認しながら仕事を覚えたいです」
「自信がありません」とだけ言うと、何が不安なのか伝わりません。立ち仕事、夜勤、移乗介助など、不安のある場面を具体的にすれば、応募先の研修や分担を確認する会話にもつながります。
経験者で腰や体力に不安がある場合
介護経験者でも、以前と同じ働き方が合うとは限りません。腰への負担が気になるなら、経験してきた業務と、今後希望する条件を落ち着いて伝えましょう。病名や詳しい経緯を長く説明するより、働くうえで必要な配慮や避けたい作業を明確にする方が話が進みます。
回答例
「食事介助や見守り、記録、職員間の申し送りは経験があります。一方で、移乗介助が続く勤務には不安があるため、介助の人数や福祉用具の使い方を確認したいです。自分にできる業務を長く続けられる職場を探しています」
できる業務を先に示せば、苦手なことだけが印象に残りにくくなります。反対に、必要な配慮を伏せたまま入職すると、仕事を始めてから本人も職場も困る可能性があります。
「力仕事が多いですか」と聞くだけでは分かりにくい
介護の仕事は施設の種類だけで一律に決まりません。同じ職種でも、利用者の状態、職員の人数、担当する時間帯によって体への負担は変わります。求人票の「身体介助あり」「夜勤あり」だけで判断せず、面接や見学では実際の一日の流れを聞いてみましょう。
- 移乗や入浴介助を担当する頻度と、一人で行う場面の有無
- 二人介助が必要なときの職員配置と呼び方
- リフトなどの福祉用具を使う場面
- 夜勤・早番・遅番の回数と担当業務
- 未経験者が一人で業務に入るまでの教え方
質問は全部まとめて読み上げなくても大丈夫です。自分が不安な業務から二つ、三つ選んで聞けば十分です。見学できるなら、職員がどのように声を掛け合っているかも見ておきましょう。
体力を理由に選択肢を狭めすぎない
「介護職は体力勝負だから自分には無理」と決めてしまう前に、どの作業に不安があるのかを分けて考えてみてください。長時間立つこと、重い物を持つこと、夜勤明けの生活リズムは、それぞれ別の問題です。苦手な場面が分かれば、求人の探し方も変わります。
腰への負担と職場選びを詳しく考えたい方は、介護職は体力勝負?腰への負担を減らす職場の選び方も参考にしてください。仕事内容を一つずつ確認すれば、「できることがある職場」を探しやすくなります。
面接前に希望条件を言葉にしておこう
面接で急に聞かれると、遠慮して「何でもできます」と答えたくなるかもしれません。応募前に、できる業務、これから覚えたい業務、相談したい勤務条件をメモしておきましょう。自分の希望が整理できると、面接でも必要なことを短く伝えられます。
リニューケアには、これまでの経験と希望する働き方を伝えてみましょう。「夜勤は少なめにしたい」「介助の教え方を重視したい」など、気になる条件を具体的に相談できます。

