訪問介護で献立が決まっていないとき|利用者さんへの聞き方と調理の進め方

訪問介護の調理を想定した台所の食材と献立メモ コラム一覧

【PR】この記事には広告を含みます。

訪問介護で調理を担当する日。「今日は何を作りましょうか」と聞いても、利用者さんから「何でもいいよ」と返ってくることがあります。冷蔵庫を開けてから考え始めると、訪問時間があっという間に過ぎてしまいますよね。

そんなときは、献立を一人で決めようとせず、予定されている支援、食材、利用者さんの希望を短い順番で確かめると進めやすくなります。この記事では、聞き方の例と時間内に調理へ移るための工夫を紹介します。

介護職向け・個人情報入力なし

今の職場、このままでいい?

7つの質問で悩みを整理し、希望地域・雇用形態に対応した転職サービスを確認できます。

無料で診断をはじめる

約1分・名前や電話番号の入力なし。
診断専用ページで回答できます。

最初に、今日の支援内容を確認する

「献立が決まっていない」と感じても、連絡ノートや事業所からの申し送りに、使う食材や食事の希望が書かれている場合があります。まずは今日の訪問で調理する食事、ほかに予定されている仕事、終了時刻を確認しましょう。

食べやすい大きさや避ける食品など、事前に共有されている条件があれば、それを前提に考えます。分からないことをその場の思い込みで補わず、利用者さんと事業所に確認してください。訪問介護の生活援助には調理も含まれますが、具体的な進め方は、その人に予定された支援内容を踏まえる必要があります。訪問介護のサービス内容(厚生労働省)

「何でもいい」には、答えやすい二択で聞く

「何が食べたいですか」と広く聞くと、利用者さんもすぐには決められないことがあります。使える食材と時間を確認したうえで、選びやすい候補を二つほど出してみましょう。

「卵と野菜があります。今日は卵焼きと野菜の炒め物なら、どちらが食べたいですか」

味の好みも「薄めといつもの味、どちらがいいですか」のように具体的に聞けます。答えがすぐ出なくても急かさず、「先に冷蔵庫を一緒に見てから決めましょうか」と一歩進める方法があります。利用者さんが自分で選べる部分を残すことが大切です。

食材を見てから、作れるものを絞る

冷蔵庫や棚を確認するときは、使ってよい食品、残量、期限、保存状態を見ます。何でも使ってよいと決めつけず、利用者さんに「この野菜を使ってもいいですか」と確認しましょう。期限が切れた食品を見つけた場合は、期限切れの食材を見つけたときの確認も参考にしてください。

たとえば、主食がすでにあるなら、おかずを一品作るだけでよいかもしれません。逆に、使える食材がほとんどなければ、献立を考え続けるより早めに事業所へ相談したほうが、食事の準備を立て直せます。食材がないときの対応も確認できます。

決まったら、作る前に短く確認する

候補が決まったら、火を使う前に「今日はご飯と野菜炒めにしますね。辛い味付けはしません」と一言伝えましょう。作り始めてから「本当は違うものがよかった」となるのを防げます。利用者さんが希望を変えた場合も、残り時間や食材で対応できるかを確認します。

「簡単なものなら何でも」と言われた場合も、ヘルパーが作りやすいだけで決めるのではなく、食べる本人が納得しているかを確かめます。迷う場合は、事業所に「今日の食材だとこの二つが作れます。利用者さんはどちらでもよいとのことですが、共有されている食事の条件に合いますか」と相談すると具体的です。

時間が足りなくなりそうなら、早めに連絡する

訪問の終わりが近づいても献立が決まらない、予定外の買い物が必要、食材の状態に不安がある。このようなときは、調理を急いで片づけるより、事業所へ早めに伝えて進め方を相談しましょう。

  • 今日の調理で何が予定されているか
  • 使える食材と、利用者さんの希望
  • 作れそうな候補と、残り時間
  • 確認が必要な食事の条件や、買い物の要否

「本日の昼食は献立が未定でした。利用者さんに確認したところ、温かいおかずを希望されています。冷蔵庫には卵と野菜があります。卵料理なら訪問時間内に作れそうですが、この内容で進めてよいでしょうか」

献立を決めるための相談は、仕事ができないという報告ではありません。食事をきちんと用意するための情報共有です。

毎回迷うなら、次の訪問につながるメモを残す

利用者さんが「何でもいい」と言いながら、実際には苦手な食材や好きな味付けがあることもあります。今回選んだ献立、食べやすかったもの、残したもの、買い足したい食材を、事業所の記録方法に沿って引き継ぎましょう。本人の希望が変わることもあるので、メモを固定の献立表として扱わず、次回も一言確認します。

訪問介護の調理は、立派な料理を毎回作ることが目的ではありません。利用者さんが食べたいものと、その日の食材・時間を合わせて、無理なく食事を準備することが大切です。献立が決まっていない日は、予定を確認し、選びやすく聞き、作る前にもう一度確かめる。この順番で進めてみてください。

調理の仕事や働き方を相談したいときは

調理の頻度や一回の訪問で担当する仕事は、職場選びで確認しておきたい条件です。自分に合う働き方を考えたい方は、リニューケアに希望を伝えてみましょう。調理の有無、訪問時間、相談しやすさなど、気になることをそのまま話せます。

リニューケアに希望の働き方を相談する

タイトルとURLをコピーしました