介護職の応募動機で落ちない人がやっている本音の伝え方｜例文付きで面接・書類が一気に通りやすくなる

介護職の転職を考えたとき、多くの人が最初につまずくのが 「応募動機（志望動機）」 です。

・何を書けば正解なのかわからない
・本音を書いたら印象が悪くなりそう
・どこも同じような文章になってしまう
・経験者なのに評価されない

実はこれ、あなただけではありません。

介護職は「人の役に立ちたい」「やりがいがある」といった動機が多くなりやすい職種です。

そのため、伝え方を間違えると“よくある志望動機”で埋もれてしまう のです。

ですが安心してください。

応募動機は 特別な経験や立派な言葉は必要ありません。

大切なのは
「なぜ介護なのか」
「なぜこの職場なのか」
「あなたがどう貢献できるのか」
この3つを、あなたの言葉でつなげることです。

そもそも採用側は応募動機のどこを見ているのか？

まず知っておいてほしいのは、採用担当者は応募動機で“人柄と定着するかどうか”を見ている という点です。

介護業界は慢性的な人手不足ですが、「誰でもいい」というわけではありません。

採用側がチェックしているポイントは主に以下です。

・なぜ介護職を選んだのか
・仕事を理解しようとしているか
・長く働いてくれそうか
・利用者や職員と良好な関係を築けそうか
・施設の方針と合っているか

つまり、給与や待遇だけが理由だと不安に思われやすい のです。

逆に言えば、「完璧な動機」でなくても納得できる理由＋前向きな姿勢 が伝われば評価されます。

介護職の応募動機でよくあるNG例

まずは、やりがちな失敗を整理しておきましょう。

抽象的すぎる

「人の役に立ちたいと思いました」
「やりがいのある仕事だと感じました」

気持ちは伝わりますが、どの職場でも使える文章 になってしまいます。

前職への不満がメイン

「人間関係が悪かった」
「残業が多かった」
「給料が低かった」

本音でも、そのまま伝えるのはNGです。

不満は 前向きな理由に言い換える 必要があります。

待遇面だけを強調する

「給与が良かった」
「家から近い」
「夜勤が少ない」

条件は大事ですが、応募動機の中心にすると熱意が低く見られます。

応募動機を作るための4つのヒント

ここからが本題です。

応募動機は、次の4つを整理するだけで一気に書きやすくなります。

介護に興味を持った“きっかけ”を深掘りする

まずはここからです。

・家族の介護を経験した
・身近に介護職の人がいた
・自分や家族が介護サービスを利用した
・前職で高齢者と関わる機会があった

大きな出来事でなくても構いません。

「何が心に残ったのか」
「どんな気持ちになったのか」
を言葉にしてみましょう。

なぜ“この施設・事業所”なのかを考える

次に重要なのが、応募先への共感です。

・理念や方針
・力を入れているケア（認知症ケア、在宅支援など）
・研修制度や人材育成
・多職種連携

ホームページを見て「ここは他と違うな」と感じた点を1つでいいので見つけましょう。

自分の強み・経験と結びつける

介護経験がある人も、未経験の人も、必ず活かせる経験はあります。

・体力仕事をしていた
・接客や営業でコミュニケーション力を磨いた
・チームで働いた経験
・資格取得に向けて努力している

「介護＝介護経験だけ」ではありません。

将来どうなりたいかを少しだけ入れる

壮大な目標は不要です。

・資格を取りたい
・利用者に信頼される職員になりたい
・チームに貢献できる存在になりたい

これだけで“長く働く意思がある人”という印象 を与えられます。

【状況別】介護職の応募動機・例文

ここからは、実際に使いやすい例文を紹介します。

そのまま使うのではなく、自分の言葉に少し変えて使うのがコツです。

未経験・家族の介護経験がある場合

祖母の介護を通して、介護職の方々が寄り添いながら支援されている姿を見て、この仕事の大切さを実感しました。
当時は知識がなく、もっと適切な関わり方ができていればと感じる場面も多く、専門的に学びたいと思うようになりました。
貴施設は未経験者への研修制度が充実しており、基礎から学びながら成長できる点に魅力を感じています。
一日でも早く現場に慣れ、利用者様が安心して過ごせる環境づくりに貢献したいと考え、応募いたしました。

介護経験者・スキルアップ目的の場合

これまでデイサービスで利用者様の生活支援に携わってきました。
日々の関わりの中で、在宅生活を支える介護の重要性を強く感じるようになり、より幅広い支援ができる環境でスキルを磨きたいと考えるようになりました。
貴事業所は多職種との連携を大切にされており、専門性を高めながら成長できる環境だと感じています。
これまでの経験を活かし、チームの一員として利用者様の生活を支えていきたいと考え、応募いたしました。

病院・医療連携に興味がある場合

前職では介護職として、医療職と連携しながら支援を行う機会がありました。
その中で、医療と介護が密に連携することで、利用者様の安心につながることを実感しました。
貴院のシームレスな医療・介護体制に魅力を感じ、より専門的な知識を身につけながら質の高いケアを提供したいと考えています。
これまでの現場経験を活かし、安心して任せていただける介護職員を目指したいと思い、応募いたしました。

面接で応募動機を話すときの注意点

書類が通っても、面接で伝え方を間違えると評価が下がることがあります。

ポイント① 具体的に話す

「頑張りたい」ではなく「〇〇の経験を活かして、〇〇に貢献したい」と言い切りましょう。

ポイント② ネガティブは前向きに言い換える

×「人間関係が悪かった」
○「よりチームワークを大切にできる環境で働きたい」

ポイント③ 給与・休みの話は控えめに

聞いてはいけないわけではありませんが、応募動機の軸にはしない のが無難です。

応募動機で失敗しない一番の近道

ここまで読んで「やっぱり自分一人で考えるのは不安」と感じた方も多いと思います。

実際、転職に成功している介護職の多くは転職エージェントを利用しています。

・応募動機の添削
・面接対策
・施設ごとの傾向を教えてくれる
・条件交渉を代行してくれる

特に応募動機は、第三者の目で見てもらうだけで通過率が大きく変わります。

リニューケア（株式会社renew career)

リニューケアは求職者様を第一に考え、求職者様の「大切な家族」「大切な時間」「大切な生活」を最優先し、求人の提案・施設への交渉もして頂けます。

さらに、業界５年以上のコンサルタントが在籍しており、安心してご利用頂けます。

求人サイトや転職エージェントは複数登録が一般的なので、リニューケアにも登録して転職の幅を広げましょう！！

＼無料登録は公式サイトから／

※登録後も費用は一切かかりません！

レバウェル介護（旧きらケア/レバレジーズ株式会社）

全国対応しており、地域ごとに高時給求人を持たれています。

無資格未経験の方のサポートも充実してますので、介護業界にチャレンジしたい方は必見の派遣会社です！

＼無料登録は公式サイトから／

※登録後も費用は一切かかりません

まとめ：応募動機は「上手さ」より「納得感」

介護職の応募動機に、完璧な正解はありません。

大切なのは

・あなたがなぜ介護を選んだのか
・なぜその職場なのか
・どう関わっていきたいのか

これを 無理に飾らず、前向きに伝えること です。

そして一人で悩まず、プロのサポートを使うことも転職成功の近道です。

「今より良い環境で働きたい」そう思った今が、動くタイミングです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。