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介護職の求人を見ていると、「平均介護度2.5」「比較的軽度の方が中心」といった説明を見かけることがあります。数字が低ければ仕事が楽なのか、高ければ自分には難しいのか、迷いますよね。
平均介護度は利用者の状態を知る手がかりですが、仕事の負担を一つの数字だけで判断することはできません。同じ平均値でも、介助の種類、利用者の人数、職員の配置で一日の働き方は大きく変わります。
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平均介護度はどんな数字?
要介護度は、介護に必要な支援の程度を示す区分です。事業所が「平均介護度」と記すときは、利用者それぞれの要介護度を平均した目安を指すことが一般的です。介護サービス情報公表システムには、事業所ごとに利用者の状況を確認できる項目があります。ただし、求人票の数字がいつの時点のものか、要支援の方を含めるかなどは募集先に聞いてください。
平均はばらつきを隠します。例えば同じ平均値でも、介助が少ない方と重い方が混在する施設と、多くの方が似た状態の施設では仕事の組み立て方が違います。平均だけでなく、要介護度ごとの人数や最近の変化を聞くと実態に近づきます。
介護度が低くても忙しいことはある
利用者が自分で歩ける方中心でも、活動の準備、声かけ、送迎、記録、家族への連絡などの仕事があります。デイサービスでは一日の利用者の入れ替わりや送迎回数によって忙しさが変わります。見守りが必要な方が多い場合は、身体介助が少なくても目を配る時間が長くなります。
「平均介護度が低いので楽ですか」と聞くより、「一日の利用者数と、介護職員が担当する主な仕事を教えてください」と聞く方が具体的です。立ち仕事や移動が多いか、休憩を交代で取れるかも見ておきましょう。
介護度が高い職場で確かめたいこと
移乗、排せつ、入浴、食事などの介助が多い職場では、一人で行う作業と複数人で行う作業を分けて聞きましょう。介護機器やリフトの有無、使い方の研修、看護職員との連携も大切です。介護度が高いという数字だけで「危険な職場」と判断せず、支援体制を具体的に確認してください。
夜勤に入るなら、夜間の利用者数、巡回の回数、体位変換や排せつ介助の分担も必要です。日中の体制が手厚くても、夜間の配置は違うことがあります。「夜勤中は何人の職員で何人の利用者を見ますか」と数字で聞きましょう。
施設見学では動き方を見る
例えば平均介護度が同じ3の施設でも、一方は移乗を二人で行い、もう一方は一人で対応する場面が多ければ、体への負担は違います。数字を見て終わらず、「入浴の日は何人で介助しますか」「一人で難しいときは誰を呼べますか」と、実際の場面に置き換えて聞いてみてください。見学時には職員が声を掛け合う様子も確認すると、求人票だけでは見えない働き方が分かります。
見学の際は、利用者の状態そのものを評価するのではなく、職員がどのように支援しているかを見ます。移乗介助を複数人で行えるか、廊下やトイレへの移動に無理がないか、職員が困ったときに呼び合えるかが分かると、働く姿を想像しやすくなります。利用者のプライバシーには十分配慮してください。
できれば、忙しくなる時間帯を聞きましょう。朝の起床、食事前後、入浴、夕方の送迎など、時間帯による差があります。見学した時刻が静かだったからといって、一日中同じとは限りません。
数字と一緒に聞きたい6項目
- 平均介護度を出した時点と、利用者の人数
- 移乗・入浴・排せつ介助を担当する割合
- 一人で対応する仕事と複数人で行う仕事
- 日勤と夜勤、それぞれの職員数
- リフトなどの機器と研修の有無
- 記録や申し送りの時間が勤務内にあるか
面接では「平均介護度の数字だけでは仕事のイメージがつかないので、介助の多い時間帯と職員の分担を教えてください」と聞いて構いません。分かりやすく説明してくれる職場かも判断材料になります。
自分の経験と希望を伝える
身体介助の経験を積みたい方もいれば、腰への負担を抑えたい方もいます。「移乗は二人介助の職場を希望する」「デイサービスの送迎より施設内の仕事を中心にしたい」など、希望を具体的に伝えましょう。数字だけで条件を絞るより、担当業務と体制を合わせて探す方が合う求人に近づきます。
求人を比較したい方は、リニューケアにも経験してきた介助と希望する働き方を伝えてみてください。
まとめ
平均介護度は、利用者の状態を知る一つの目安です。低ければ楽、高ければ大変と単純には言えません。利用者数、介助の内容、職員の配置、夜勤、機器や研修まで確認し、自分が続けられる働き方か判断しましょう。

