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訪問介護の求人を見て「1日に何件も回るのかな」「件数が多いと休む暇がない?」と気になっていませんか。答えは、勤務時間、利用者宅でのサービス時間、移動距離などによって変わります。全国共通の「1日○件」という決まった件数はありません。応募前には件数だけでなく、訪問の間にどれだけ余裕があるかまで見ておきましょう。
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訪問介護の1日の件数は人によって違う
午前だけ働く人とフルタイムで働く人では、当然ながら担当できる訪問数が違います。同じ勤務時間でも、1件のサービスにかかる時間や、次の利用者宅までの距離が違えば、予定の組み方は変わります。身体介護と生活援助の割合、記録や申し送りの方法も影響します。
厚生労働省の職業情報サイト「job tag」でも、訪問介護員は利用者の生活に合わせて働くため、非常勤の場合は勤務時間が連続せず、午前と午後に分かれるケースがあると説明されています。このため「訪問介護なら平均で何件」と一つの数字を当てはめるより、応募する事業所の勤務例を確認するほうが役に立ちます。
同じ4件でも、忙しさはまったく違う
たとえば、近い地域に訪問先がまとまり、各訪問の間に記録と移動の時間が取られている4件と、訪問先が離れ、移動後すぐ次のサービスが始まる4件では、体感の忙しさが違います。前の訪問が少し長引いただけで遅れるシフトなら、件数が少なくても落ち着いて働きにくいでしょう。
逆に、訪問件数が多めでも、担当エリアが狭く、相談先や休憩の取り方が明確な職場なら、予定を把握しやすい場合があります。件数の多い・少ないだけで良し悪しを決めず、「移動と記録を含めて一日がどう組まれるか」を見てください。
面接では「実際の1日の予定」を見せてもらう
求人票に「1日数件程度」と書いてあっても、それがどの勤務時間を指すのか分からなければ比較できません。面接では、応募する雇用形態の勤務例を尋ねるのが近道です。
- 何時から何時まで働き、訪問は何件くらいになるか
- 1件ごとのサービス時間はどれくらいか
- 訪問先はどの地域にまとまっているか
- 移動、記録、休憩を予定表のどこに入れているか
- 当日のキャンセルや追加訪問はどう調整するか
「直近の、個人情報を伏せた一日のシフト例を教えていただけますか」と聞けば、抽象的な説明よりイメージしやすくなります。見せてもらえない場合も、口頭で朝から終業までの流れを説明してもらいましょう。
訪問の間に空き時間があるときは?
訪問と訪問の間が空くシフトもあります。ただ、空き時間があるから必ず自由に帰れるわけでも、必ず勤務時間になるわけでもありません。事業所の指示を受ける待機なのか、完全に自由に使える時間なのかで実態が異なります。応募前に、予定変更の連絡を待つ必要があるか、記録や移動をその時間に行うか、給与の対象をどう決めているかを確認してください。
訪問先間の移動や待機の扱いは、訪問介護の移動時間と給料の記事でも詳しく整理しています。
件数が多くて負担が大きいと感じたら
まず、どこで予定が詰まるのかを分けてみましょう。訪問件数そのもの、遠い移動、訪問後の記録、休憩が取れないこと、急な変更への対応。原因が分かると、事業所にも具体的に相談しやすくなります。
たとえば「午後の2件目へ移動する時間が足りない」「記録を終えると定時を超える」など、実際の予定と時間を示して相談します。訪問数を減らすだけでなく、担当エリアの見直しや訪問順の調整ができるかもしれません。記録時間の扱いが気になる方は、訪問記録を書く時間と給料の記事も確認してみてください。
応募前に希望する件数や時間を伝えていい?
もちろん伝えて大丈夫です。ただし「1日3件まで」と件数だけを伝えるより、「週に何日、何時から何時まで」「移動は自転車で無理なく回れる範囲」「訪問の間に記録の時間を確保したい」と話すと、職場側も具体的なシフトを考えやすくなります。未経験なら、最初は同行訪問をどのように行い、独り立ち後に担当件数をどう増やすかも聞いておきましょう。
直行直帰を希望する場合は、事務所に立ち寄る頻度も合わせて確認できます。訪問介護の直行直帰の記事では、出退勤の記録や連絡方法を説明しています。
まとめ:件数より「無理なく回れる一日か」を見る
訪問介護で1日に回る件数に、すべての職場に共通する答えはありません。同じ件数でも、サービス時間、移動距離、記録、休憩の取り方で負担は変わります。求人を見るときは、希望する勤務時間に近い一日のシフト例を聞き、移動と記録まで含めて判断しましょう。
リニューケアに登録する際も、働ける曜日・時間、無理なく回れるエリア、訪問の間に確保したい時間などを伝えてみてください。希望に合う働き方を相談する材料になります。
参考:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「訪問介護員/ホームヘルパー」。

