介護求人の「定着率が高い」は信じていい?数字の見方と面接での聞き方

介護施設の職員研修に使う部屋 コラム一覧

【PR】この記事には広告を含みます。

介護求人に「定着率が高い」と書かれていると、長く働けそうで安心しますよね。ただ、その一言だけでは、誰が何年働いた数字なのかは分かりません。職場を選ぶとき、定着率をどう読めばよいのでしょうか。

この記事では、求人票の表記を確かめる順番と、面接・見学での聞き方を紹介します。数字を疑ってかかるためではなく、自分が働く予定の職場を具体的に知るための確認です。

介護職向け・個人情報入力なし

今の職場、このままでいい?

7つの質問で悩みを整理し、希望地域・雇用形態に対応した転職サービスを確認できます。

無料で診断をはじめる

約1分・名前や電話番号の入力なし。
診断専用ページで回答できます。

「定着率が高い」だけでは期間と対象が分からない

定着率は、ある期間に入職した人のうち、その後も働いている人の割合などを示すときに使われます。ただし求人票に期間や対象者が書かれていなければ、その数字が何を表しているかは読み取れません。「入職後一年の定着率」なのか、「施設全体で長く勤めている人が多い」という説明なのかで意味が変わります。

数字が載っている場合も、まず「いつの」「どの職員の」数字かを見ましょう。正社員だけなのか、パートも含むのか。法人全体の数字なのか、応募する施設の数字なのか。人数が少ない職場では、一人の入退職で割合が大きく動くこともあります。割合だけを見て良し悪しを決めるより、背景を知ることが大切です。

平均勤続年数とは同じ意味ではない

定着率と一緒に「平均勤続年数」が紹介されることもあります。平均勤続年数は、在籍している人がどのくらい働いているかを見る数字です。一方、入職後の定着率は、新しく入った人がその後も働いているかを見る説明に使われます。長年勤める職員がいても、新人の入れ替わりが多い可能性はありますし、その逆もあります。

数字の読み方をもう少し知りたい方は、介護職の平均勤続年数の記事も参考にしてください。応募先を比べるときは、別々の数字を無理に一つの順位にせず、自分が入職した後の働き方を想像できるかを重視しましょう。

求人票ではここを確認

  • 定着率の対象期間が書かれているか
  • 対象が法人全体か、応募する施設か
  • 正社員・パートなど、どの雇用形態を含むか
  • 新人の研修や相談先について説明があるか
  • 募集理由が増員か、退職者の補充か

すべてが求人票に載っているとは限りません。載っていないことは、応募前や面接で質問できます。数字の根拠を細かく追及するより、「自分が入る部署の様子」を聞く方が、働くイメージにつながることもあります。

面接での聞き方は具体的に

「定着率は本当に高いですか」と聞くと、相手も何を説明すればよいか迷うかもしれません。例えば「求人票で定着率が高いと拝見しました。今回募集しているフロアでは、入職後はどのように仕事を覚えていきますか」と聞けば、数字の背景と実際の働き方を一緒に確認できます。

別の聞き方なら、「最近入職した方は、最初にどの業務から担当していますか」「困ったときは誰に相談できますか」も役立ちます。長く働くためには、初日から何を任され、どこで質問できるかが大事だからです。回答が抽象的なら、具体的な一日の流れを尋ねてみましょう。

見学で見るのは、職員の人数より連携の様子

見学の短い時間だけで職場の定着率を判断することはできません。それでも、職員同士が声をかけ合う場面、申し送りの方法、新しい職員への説明の仕方などは参考になります。施設が忙しい時間帯なら、見学だけで結論を出さず、気になった点を後から質問しましょう。

「定着率が高い」という表記があっても、希望するシフトや仕事内容が合わなければ、自分にとって働きやすいとは限りません。夜勤回数、通勤、担当業務、給与など、譲れない条件も一緒に確かめてください。職員の入れ替わりが気になるときの記事では、求人票と面接で見る点をさらにまとめています。

説明が曖昧なときはどうする?

採用担当者が数字の集計方法をすぐに答えられないこともあります。その場合は「今回募集している部署では、ここ一年で入職された方はどのように仕事を覚えましたか」と、現場の話に切り替えてみましょう。答えが分からないままなら、後日確認してもらえるか尋ねれば十分です。一つの返答だけで職場を決めつけず、ほかの条件や見学で得た情報も合わせて考えてください。

数字を比べるより、自分の条件で比べる

複数の施設を見ているなら、定着率の数字だけを並べず、研修、シフト、相談しやすさなどを同じ項目でメモしましょう。数字の対象が違う求人同士を単純に比べても、答えは出にくいものです。「この施設なら、希望する時間に働きながら仕事を覚えられそうか」という視点に戻ると、応募の判断がしやすくなります。

希望に合う介護求人を探したい方は、リニューケアに登録して勤務条件や気になる点を伝えてみましょう。求人票を見て分からなかったことも、相談するときに一緒に整理できます。

リニューケアに希望条件を相談する

タイトルとURLをコピーしました