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看取りに立ち会ったあと、気持ちが沈んだり、「自分の対応でよかったのかな」と考え続けたりすることがあります。つらいと感じるのは、仕事に向いていないからとは限りません。利用者さんと向き合ってきたからこそ、心に残る場面もあります。
ただ、その気持ちを一人で抱えたまま次の勤務に入るのはしんどいもの。今の職場で相談できること、求人を見直すときに確かめたいことを順に整理します。
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看取りがつらいと感じるのはおかしくない
利用者さんとの別れが悲しい、もっとできたことがあったのではと思う、急な変化への対応が怖い。つらさの中身は人によって違います。同じ人でも、その日の体調や勤務状況によって受け止め方は変わります。
特に夜勤で相談相手が少なかったり、看取り後に振り返る時間がなかったりすると、気持ちを切り替えにくくなります。まずは「看取りそのものがつらい」のか、「一人で対応する体制がつらい」のか、分けて考えてみてください。職場に求める改善点が見えやすくなります。
一人で抱えず、職場で相談する
直属の上司や一緒に勤務した職員に、印象に残っている場面と困ったことを伝えてみましょう。たとえば「夜間に状態が変わったとき、誰へどの順番で連絡すればよいか不安でした。次回に備えて確認したいです」と具体的に話すと、手順や役割を一緒に整理できます。
気持ちの面も話してかまいません。「亡くなったあとも場面を思い出して、次の夜勤が不安です」と伝えれば、振り返りの時間や勤務の調整を相談しやすくなります。利用者さんの個人情報が外部に伝わらないよう、相談は職場のルールに沿って行いましょう。
厚生労働省の看取りに関する手引きでも、職員の心理的な負担に配慮することが示されています。気持ちを整理する時間を求めるのは、特別なわがままではありません。
負担が続くなら、働き方も見直す
相談しても一人での対応が続く、夜勤のたびに強い不安がある、休んでも気持ちが戻らない。そんなときは、看取りへの関わり方や勤務を見直してよいと思います。夜勤回数の調整、担当の変更、先輩との同行など、今の職場でできることをまず聞いてみましょう。
眠れない日が続くなど生活にも影響が出ているなら、身近な医療機関や相談窓口に話す方法もあります。厚生労働省の「こころの耳」から、仕事の悩みに関する相談先を探せます。
求人票の「看取りあり」で確認したいこと
「看取りあり」の一言だけでは、介護職がどこまで担うのか分かりません。求人票に書かれていない場合は、応募前や面接で次の点を確認しましょう。
- 看取りの頻度と、介護職が担当する場面
- 夜間に看護職や医師へ連絡できる体制
- 状態が変わったときの判断と連絡の手順
- 経験の浅い職員への研修や同行の有無
- 看取り後にチームで振り返る機会
たとえば「夜間は看護職がオンコール対応」と書かれていても、実際に最初の連絡や家族への対応を誰が担うかは別です。担当人数とあわせて、具体的な勤務の流れを聞くとイメージしやすくなります。
面接ではどう聞けばいい?
「看取りが苦手です」とだけ伝えるより、働くうえで必要な支援を言葉にするほうが話が進みます。
「看取りの場面では、介護職と看護職はどのように連携していますか。経験の浅い職員が相談できる体制も教えてください」
夜勤が不安なら、「夜間に状態が変わったときの連絡先と、職員一人あたりの担当範囲を知りたいです」と聞けます。回答が具体的か、質問にきちんと向き合ってくれるかも、職場選びの手がかりになります。
看取りへの関わりを減らしたいなら
日中中心のデイサービスなど、施設の種類や勤務時間を変える選択肢もあります。ただし、施設名だけで看取りの有無は決められません。実際の業務、急変時の役割、夜勤の有無を求人ごとに確認しましょう。
「看取りは避けたい」「経験者と一緒なら対応できる」「夜勤は控えたい」など、希望の線引きを先に決めておくと探しやすくなります。リニューケアに、今つらいと感じている場面と希望の働き方を伝えてみましょう。
まとめ
看取りがつらいときは、悲しさや不安を無理に消そうとせず、何が負担になっているかを整理してみてください。相談できる体制や役割が変われば、気持ちが軽くなることもあります。今の職場で改善が難しければ、自分が安心して働ける条件を軸に、次の職場を探していきましょう。

