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入職したばかりで、先輩Aさんには「こうして」と言われたのに、次の日はBさんから「それは違う」と言われる。何を信じて動けばいいか分からなくなりますよね。メモを取っていても指示が食い違うと、「自分の覚え方が悪いのかな」と不安になるものです。
まずは自分だけで正解を決めず、利用者さんごとの手順と職場の決まりを確認しましょう。聞き方を少し変えるだけで、先輩を責めずに相談しやすくなります。
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まず「何が違うのか」を分ける
教え方の違いには、いくつか種類があります。説明の順番や道具の置き方が違うだけなのか、介助の方法や利用者さんへの対応が違うのか。後者なら安全やケアの質に関わるため、その場で確認したいところです。
また、利用者さんの状態が変わり、以前の手順から変更されている場合もあります。「昨日の説明と違う」と感じたら、先輩の好みの問題と決めつけず、ケア計画や申し送りが更新されていないか確かめてください。
その場で確認するときの聞き方
「Aさんは違うと言っていました」と人の名前を出すと、先輩同士の意見の対立に聞こえることがあります。自分が理解した内容を短く伝え、今の手順を聞く形が話しやすいです。
「昨日はこの順番で教わりました。今日はこの方法でよいか、今の手順を確認させてください」
移乗や食事介助など、途中で迷うと危ない場面では、作業を始める前に確認しましょう。その場で答えが分からなければ、リーダーや担当者に判断を仰ぎます。聞きづらいからと、複数の方法を自分で混ぜて試すのは避けたいところです。
メモには「理由」と「確認先」も残す
手順だけを書いたメモは、後で別の説明を聞いたときに比べにくくなります。日付、対象の場面、教わった方法、理由、確認した相手を簡単に残しておくと整理しやすくなります。ただし、個人のノートに利用者さんの氏名や詳しい情報を書き込むときは、職場の取り扱いルールに従ってください。
例えば「入浴前の声かけは先に行う。理由は本人が準備に時間を要するため。手順はリーダーに確認済み」のように書けば、次の勤務でも思い出せます。手順が変わったなら古い記載に線を引き、変更日も添えましょう。
リーダーには「困っている場面」を具体的に伝える
何度も指示が変わるなら、個別に聞き直すだけでは解決しないことがあります。「先輩によって言うことが違います」より、「同じ利用者さんの移乗方法について二通りの説明があり、どちらが現在の手順か分からず困っています」と伝えてみましょう。
あわせて「ケア計画や手順書で確認できる場所はありますか」「勤務前に変更点を共有してもらえますか」と相談すると、今後も使える確認方法が分かります。新人だけでなく、他の職員も迷っているなら、申し送りやチーム内でそろえてもらうことが大切です。
相談しても改善しないときは
一度の説明違いなら、確認を重ねて落ち着くこともあります。一方、誰に聞いても責任者が分からない、確認するたびに叱られる、安全に関わる手順さえ共有されない状態が続くなら、指導体制そのものを見直す必要があります。
直属のリーダーに話しても変わらなければ、施設長や教育担当など別の相談先を確認しましょう。相談した日時と内容、返答を簡単に記録しておくと、状況を説明しやすくなります。無理を重ねて体調に影響が出る前に、働き方を考えることもできます。
次の職場では教育体制をどう見極める?
求人票の「OJTあり」だけで、教え方が統一されているかは分かりません。面接や見学では、誰が最初の指導を担当するのか、手順が変わったときはどう共有するのか、独り立ちの判断は誰がするのかを聞いてみましょう。
「入職後は主にどなたから業務を教わりますか。教わる人によって方法が違った場合、確認できる手順書や相談先はありますか」
質問への答えが具体的なら、入職後の姿を想像しやすくなります。今の職場で困った点と、次はどんな教え方なら安心できるかを整理してから、求人を比べてください。
リニューケアに「指導担当が明確な職場で働きたい」「入職後に手順を確認できる環境がいい」など、希望を伝えてみましょう。
まとめ
教える人によって言うことが違うときは、まず現在の手順を確認し、迷った場面と理由を記録しましょう。一人ずつの指示を覚えるより、チームで共有する方法を見つけることが大切です。相談しても改善が見られなければ、安心して質問できる職場を選ぶ視点も持ってください。

