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介護職の転職先で、入社初日から「もう辞めたい」と感じたら、すぐに結論を出すべきか迷いますよね。初日は緊張で疲れることもありますが、引き継ぎがないまま介助を任されるなど、確認を急ぎたい問題もあります。
この記事ではAさんの事例をもとに、初日に何を確認するか、相談しても変わらない場合にどう判断するかを整理します。
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事例:初日から引き継ぎがなく、不安を感じた

Aさん(30歳/女性/初任者研修修了)
Aさんは30代の女性。介護職としての経験は5年ほどあり、特養や有料老人ホームでの勤務経験がありました。
前職では夜勤の負担が大きく、体調を崩しかけてしまったため、ライフスタイルに合う職場を探して転職活動を開始。
「夜勤なし」「少人数ケア」「残業少なめ」といった条件を重視し、転職サイト経由で紹介された地域密着型のグループホームへ入社を決めました。
入社初日──理想と現実のギャップにショックを受ける
入社当日、Aさんはある程度の緊張感と期待を持って出勤しました。
しかし、出迎えてくれた先輩スタッフの態度は無愛想で、「あ、今日からの人?このシフト表見て。以上。」と一言だけ渡された紙に目を通すと、いきなりの実践シフトが書かれていました。
休憩もとれないほどの忙しさ、スタッフ間のギスギスした空気、何よりも丁寧な引継ぎが全くない──。
「え?今日初日なんですけど…」というAさんの不安な気持ちは、誰にも拾われることなく、あっという間に1日が過ぎました。
「辞めたい…」と思ってしまった理由とは?
Aさんが“入社初日から辞めたい”と思ってしまった理由は、主に以下の3つです。
1. 事前情報と現場の実態がまったく違った
求人票には「アットホームな職場」「丁寧な研修あり」「シフトの柔軟性」と書かれていたにも関わらず、現実は真逆。
- 忙しさからくる殺伐とした空気
- 教える側が余裕なく、新人放置
- シフトも柔軟どころか欠員だらけ
「面接での雰囲気だけを信じてしまった自分にも落ち度があるかも…」と、Aさんは後悔しました。
2. スタッフ同士の人間関係が冷え切っていた
介護の現場において、チームワークは非常に重要です。
しかしこの施設では、スタッフ間の会話は業務連絡のみで、笑顔や雑談すらありませんでした。新人への歓迎ムードも一切なく、「なぜここまで冷たいんだろう」と不安になったとAさんは言います。
3. 「なんでもできる人」として扱われた
入社初日にも関わらず、
- 利用者の食事介助
- おむつ交換
- 移乗補助
- 記録入力
など、最低限の説明すらないままフル稼働を求められ、「この施設では新人でも“即戦力”じゃないと無理なんだ」と痛感したそうです。
初日の「辞めたい」を3つに分けて考える
違和感を一つにまとめず、何が起きたかを分けると、相談先と次の行動が見えやすくなります。
- 慣れない環境による疲れ:仕事の流れや人の名前が分からず緊張した。教わる機会があるか、数日間の予定を確認する。
- 事前の説明との違い:夜勤、休日、担当業務、研修期間が聞いていた内容と違う。求人票や労働条件通知書と見比べて確認する。
- 安全に関わる不安:利用者の状態や手順を聞かずに介助を任された。経験がある業務でも、その職場の方法を確認するまで責任者に相談する。
挨拶がそっけなかっただけで職場全体を決めつける必要はありません。一方、利用者や自分の安全に関わる不明点は、慣れるまで我慢せず、その場で確認してください。
入社初日からできる確認と相談
1.今日の事実と不安をメモする
「誰から何を指示されたか」「説明がなかった業務は何か」「休憩やシフトはどうだったか」を、感想と分けて記録します。Aさんの例なら、初日に任された介助の内容と、指導担当者が決まっていたかを整理します。
2.担当者に仕事の進め方を聞く
「初日はどの業務まで担当しますか」「利用者ごとの注意点は誰に確認できますか」「困ったときは誰を呼べばよいですか」と具体的に尋ねましょう。介助方法が分からないときは、自己判断で進めずに確認します。
3.説明と条件が違えば、採用担当者にも確認する
求人や面接で聞いた研修内容・勤務条件と違う場合は、採用担当者や紹介担当者に確認します。口頭の回答は後から見返せるようにメモやメールに残してください。勤務条件の確認方法は、「聞いていた条件と違う」場合の記事でも整理しています。
続けるか迷ったときの判断材料
初日の印象だけでは分からない点もあります。教育担当者や業務の範囲を確認した後、改善されるかを見て判断してもよいでしょう。ただし、説明のない介助が続く、相談しても安全上の不安が解消しない、体調が悪化している場合は、無理に様子を見続ける必要はありません。
- 指導担当者と、相談できる時間が決まったか。
- 事前に聞いた勤務条件と、実際のシフト・業務が一致しているか。
- 安全に関わる質問に、具体的な回答や支援があるか。
- 自分の体調に無理が生じていないか。
体調不良がある場合は、転職の判断より先に医療機関や身近な相談先に相談してください。人手不足で負担が続く場合の確認事項は、人手不足の職場の記事も参考になります。
次の職場を探すなら、初日の働き方まで確認する
求人を見るときは「研修あり」という言葉だけで判断せず、初日の担当業務、同行期間、指導担当者、独り立ちの目安を確認しましょう。夜勤の有無や休憩・残業など、譲れない条件も具体的に伝えると、紹介先との行き違いを減らせます。
介護職の転職を相談するなら、まずリニューケアに希望する働き方と、前の職場で困った点を伝えられます。紹介された求人の研修体制と勤務条件を確認してから応募を判断してください。
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まとめ
入社初日から辞めたいと感じたら、まず何が不安なのかを整理しましょう。安全に関わる業務はその場で確認し、研修や勤務条件の違いは担当者に具体的に伝えます。相談後も改善が見られず、体調にも影響が出ているなら、働き方を見直す判断材料になります。




