訪問介護で利用者宅のたばこの煙がつらいときは?伝え方と事業所への相談

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訪問介護で利用者宅に入ると、たばこの煙やにおいが気になることがあります。介助中もすぐそばで吸われると、体調がつらくても「相手の家だから言いづらい」と感じますよね。我慢を前提にせず、困っている場面を事業所へ伝え、利用者にも必要なお願いをする方法を整理します。

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まず、どんな場面で困るかを分けて考える

部屋に残ったにおいが気になるのか、訪問中に同じ部屋で喫煙されるのか。煙が出ている場所と利用者との距離、訪問する時間、体調への影響によって、相談したいことは変わります。「たばこが苦手」だけで終わらせず、いつ、どこで、何が起きたかを具体的にメモしておきましょう。

厚生労働省は受動喫煙の健康影響を案内しています。訪問員が煙を避けたいと感じるのは、単なる好みの問題ではありません。一方で利用者の自宅での暮らしにも配慮が必要です。訪問員だけで対立するのではなく、事業所を通じて調整する方が進めやすくなります。

訪問前に事業所へ伝えること

初めて入る訪問先なら、喫煙する方が同居しているか、サービス中に煙が出ることがあるかを聞いておきます。すでに担当している訪問先なら、実際に困った場面をサービス提供責任者や管理者へ伝えましょう。咳が出る、気分が悪くなるなど、仕事に影響する症状もそのまま共有します。

  • 喫煙しているのは利用者本人か、同居家族か
  • どの部屋で、訪問のどの時間帯に吸われるか
  • 身体介護中に煙が近いか、換気しにくいか
  • 利用者に何をお願いできそうか
  • 改善しない場合、担当や訪問方法をどう調整するか

相談時には「この訪問をやめたい」と結論から話す必要はありません。「入浴介助の間だけ、同じ部屋での喫煙を控えてもらえるか、事業所から相談してほしい」と、必要な条件を具体的に伝えると話が進みやすくなります。

利用者への伝え方は、サービス中のお願いに絞る

利用者に直接伝えるなら、喫煙習慣を責める言い方は避け、作業中に困ることを短く話します。例えば「介助中は近くにいる時間が長いので、この間だけたばこを控えていただけますか」「作業中に煙が入るので、事業所にも相談させてください」といった言い方です。

窓を開けたい場合も、室温や利用者の体調、転倒の危険がないかを見て、了承を得てからにしましょう。窓を開ければ問題が解決すると決めつけず、喫煙する場所や時間を変えられるかなど、事業所と一緒に考えます。家族が吸っている場合も、訪問員が一人で家族全員に交渉する必要はありません。

訪問中に煙でつらくなったら

その場で咳き込みや気分の悪さが出たら、介助中の利用者を安全な姿勢にして、無理に作業を続けないでください。利用者に状況を伝え、事業所へ連絡して指示を受けましょう。症状が強い、長引くなど体調に不安があるときは医療機関にも相談してください。

「次から我慢すればいい」と流してしまうと、事業所は現場の状況を把握できません。喫煙していた場所、訪問員との距離、症状、利用者に伝えた内容、事業所から受けた指示を残しておくと、次回の訪問方法を決める材料になります。

その場のお願いだけで解決しない場合

「訪問中は吸わない」と一度お願いしても、次の訪問では同じ状況に戻ることがあります。毎回その場で言い直す負担を減らすため、事業所から利用者や家族へ、サービス中の喫煙場所や時間を改めて相談してもらいましょう。訪問前に換気する、介助する部屋では吸わないなど、実際に続けられる方法を一緒に決めることが大切です。

利用者が約束を守れない事情がある場合も、訪問員を責めたり利用者を責めたりせず、事業所がケアの進め方を見直します。次回訪問時に誰が確認するかまで決めておくと、「相談したのに変わらない」を防ぎやすくなります。

対応してもらえないときは、担当の調整も相談する

お願いしても訪問中の喫煙が続く、体調が悪くなるのに「慣れるしかない」と言われる。そんな場合は、事業所にもう一度事実を伝え、担当変更や訪問時間の見直しができるか聞いてください。喫煙のない訪問先を希望することも、働き方の条件として伝えてよいことです。

転職先を考えるなら、訪問先で受動喫煙などの困りごとが起きた際、誰が利用者と調整するのかも確認しておきましょう。訪問介護の仕事を続けながら、相談しやすい職場を探したい方は、リニューケアに希望を伝えてみてください。

リニューケアに希望の働き方を相談する

まとめ

利用者宅のたばこの煙がつらいときは、喫煙の場面と体調への影響を整理し、事業所へ具体的に相談します。利用者にはサービス中のお願いとして伝え、訪問員一人で抱え込まないことが大切です。状況が変わらない場合は、担当や働く環境の見直しも相談しましょう。

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