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利用者さんと二人になったとき、何を話せばいいか分からず、沈黙が気になることはありませんか。介護の仕事では会話が大切と言われますが、毎回話を盛り上げる必要はありません。相手の様子を見ながら、短い声かけを重ねるだけでもやり取りはできます。
この記事では、介助中や食堂で使いやすい声かけ例と、会話が途切れたときの考え方を紹介します。
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会話が続かなくても、焦らなくて大丈夫
利用者さんが静かに過ごしたい時間もあります。返事が短いからといって、自分の話し方が悪いと決めつけなくて大丈夫です。まずは表情や姿勢を見て、話したそうか、休みたそうかを確かめましょう。
介助中なら、世間話よりも「これから何をするか」「寒くないか」「痛いところはないか」を伝えたり尋ねたりすることが先です。仕事に必要なやり取りを丁寧にすることも、十分なコミュニケーションです。
介助中に使える短い声かけ
始める前に、これからすることを伝える
たとえば「これから食堂へご案内しますね」「上着を着るお手伝いをしてもいいですか」と、動作の前に一言添えます。相手が返事をしやすいよう、急がず少し待ちましょう。返事がないまま進めず、職場で教わった確認の仕方を使います。
相手が答えやすい質問にする
「何か話してください」では答えにくくても、「お茶は温かいほうがいいですか」「窓を少し開けますか」なら答えやすいことがあります。選択肢は簡潔にし、一度にいくつも尋ねないのがコツです。希望を聞いたら、その場でできることを伝えましょう。
答えを受けて、もう一言だけ返す
「今日は少し寒いですね」に「そうね」と返ってきたら、「ひざ掛けを持ってきますね」のように、受け取った言葉を次の行動につなげられます。話題を次々に変えるより、相手の返事を聞いてから続けるほうが自然です。
食堂や談話室で話題に迷ったら
目の前にあるものから始めると無理がありません。「今日のおやつはいかがですか」「窓から花が見えますね」など、今の場面を共有できる声かけです。利用者さんが好きな話題を知っているなら、趣味や日課を尋ねるのもよいでしょう。
ただし、家族のことや昔の仕事など、相手によっては触れられたくない話題もあります。反応が薄いときは掘り下げず、「別のお話にしましょうか」と切り替えれば十分です。職員同士の噂や、ほかの利用者さんの個人情報を話題にしないようにしましょう。
沈黙になったときはどうする?
話が途切れたら、すぐ次の話題を探さなくても大丈夫です。「少しここで休みましょうか」と伝え、一緒に静かな時間を過ごすこともできます。会話の量より、相手が落ち着いて過ごせているかに目を向けましょう。
急に返事が少なくなった、いつもより元気がないと感じた場合は、雑談で解決しようとせず、様子を先輩や看護職員に伝えてください。普段の会話を知っているからこそ気づける変化もあります。
会話が苦手なことを先輩に相談してみよう
「どんな話題が好きな方ですか」「声をかけるときに気をつけることはありますか」と聞くと、相手に合う接し方を教えてもらえることがあります。先輩の言葉をそのまま真似するより、自分が無理なく言える表現に変えて使いましょう。
忙しくて利用者さんと話す時間が取れない、質問しても教えてもらえないといった悩みが続くなら、職場の相談体制も見直したいところです。求人を比べるときは、利用者さんとの関わり方や新人への指導方法を見学・面接で聞いておくと安心です。
新人のうちは「うまく話せたか」より、「相手の言葉を聞けたか」を振り返ると次につながります。今日うまくいった声かけを一つ覚えておき、次の勤務でも試してみましょう。反応が違っても、利用者さんのその日の気分や体調があります。自分を責めすぎず、分からないときは先輩に聞いてください。
まとめ|短い声かけから始めよう
会話を盛り上げようと気負うより、介助前の説明、答えやすい質問、返事を受けた一言を大切にしましょう。沈黙も悪いことではありません。利用者さんのペースに合わせて、少しずつ自分の話し方を見つけていけます。
利用者さんと向き合う時間や新人への教え方を大切にできる職場を探したい方は、リニューケアに希望を伝えてみましょう。

